将門神社

 1年ぶりの将門神社訪問となりました。今回はたまたま近くを通ったので寄ってみました。将門神社は千葉県柏市岩井にあるのですが、実は茨城県旧岩井市にも多数の将門ゆかりの場所が存在しています。将門の営所が岩井にあったとの記述から同名の地にゆかりの場所が存在することとなったのでしょうかね。

 将門神社は龍光院というお寺の左脇に鎮座しており、お寺の門脇にはりっぱな鳥居がたっています。こちらのお寺の境内には古そうな庚申塔が並んでいます。江戸から明治にかけてつくられた石塔のようです。

 こちらが将門神社となります。やはり古そうな石塔や石灯篭が並んでいます。

寛永12年の文字を読み取れます。

 将門大明神の扁額が目を引きますね。本殿は小ぶりですが、かなりこった彫刻が全体に施されていて見ごたえがあります。

 彫刻の題材の多くは将門に関連するもののようで、特に多数の馬の彫刻が刻まれていました。なお、このあたりは相馬郡、将門の母親は相馬家出身と言われており、つながりが深い地域と言えます。伝説が残るには十分な土地柄でしょう。案内板の説明によれば、この社殿は江戸時代末期、安政年間に作られたもののようです。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください